贈り物を選ぶ時ってとてもたのしいですよね。相手の好きな物を思い出したり、相手が喜んでくれるかどうか、時間をかけて悩んだり・・・私はそんな時間が好きで、人に会う時はよく贈り物をします。
ギフト選びの際はまず自分の好きな物が候補にあがりますが、相手によっては好みが違う事があるのでそんな時は少し見て回ります。
先日、実家に行く際の手土産を選びに行きました。実母に贈るものだったのでさほど悩まないものの、ネタが尽きていて違う意味で悩みましたね。今までお取り寄せしたものをあれこれ思い出しているうちに、おいしかった加根一の佃煮を思い出しました。佃煮というと最近一般家庭でも食べる機会が減っているそうですが、ここの佃煮は本当に美味しいのです。
色んな種類があったのですが、アサリの佃煮がオーソドックスながら一番おいしかったのでそれに決めました。
夕食のおかずが1品増える事を、母が喜んでくれる事を祈りながら家に向かいました。
母は、お店の手提げ袋を見てとても驚いた様子で、お土産だよと言って渡したらさらに驚いていました。どうしたの?と聞いてみたら、大好物だったからだそうです。実は私は母が加根一の佃煮が大好物だなんて、そんなこと知りませんでした。でも、喜んでくれて一安心。その日の夕食に早速出したそうです。父も、喜んでくれたようです。
私も嬉しくて、帰り道に次は何を持っていこうかなと考えてしまいました。